ペレス・プラード楽団の「セレソ・ローサ」(CEREZO ROSA)

原曲は「バラ色の桜んぼの木と白いリンゴの木」というフランスのシャンソンで、ピエール・ルイギスが作曲し、1950年に発表されました。

 

ペレス・プラードはその曲を1953年にマンボ・スビーにアレンジしてレコーディングしています。

 

1955年には映画「海底の黄金」のテーマ曲として使われ大ヒット。

ペレス・プラード初のミリオン・セラーとなった記念の曲です。

 

さて、「マンボ・スビー」にアレンジと紹介しましたが、「スビー」とは一体なんでしょうか。

 

 

「スビー」とはペレス・プラードの造語で、「テンポを遅くしたマンボ」のことです。

 

おもにトランペットなどのソロ楽器がフィーチャーされており、有名曲のアレンジが多く見られます。

 

マンボ・スビーが多く収録された名盤「ハバナ午前3時」は、ペレス・プラードの個性的なアレンジがひかる素晴らしい作品です。

 

「セレソ・ローサ」に話を戻しますが、この曲もペレス・プラードは何度もレコーディングをしています。

 

1953年に初レコーディングをしていますが、翌54年に再レコーディング。その後もいくつかのベスト盤のためにレコーディングされています。

 

1954年以降は、アレンジの大幅な変更はないのですが、レコーディングされた時代によって明らかに雰囲気が変わっていて、コレクター心をくすぐります。

 

私がペレス・プラード楽団のメンバーとしてメキシコ、日本公演で演奏した時も、「セレソ・ローサ」の曲紹介がされると拍手喝采!とても人気がある曲だということが改めて感じられ、嬉しくなりました。

 

 

日本公演では、ソロのトランペッターが客席に登場して演奏し、お客様との一体感が生まれ、とても楽しかったです。

 

余語丈範がペレス・プラード楽団メンバー時の演奏(2016年)

セレソ・ローサ

ペレス・プラード指揮ペレス・プラード楽団

 

セレソ・ローサ~問答無用のマンボ